熱く語れる料理ってあるかな?
昨日、仕事休憩中に、おでんの話題が出た。
静岡県出身のその人は、おでんが好きなのだという。
そういえば、私は自宅でおでんを作って食べた記憶がないなぁ。
そんなことを頭に浮かべながら話を聞いていた。
どうも、かなりの頻度でおでんを食べているらしい。
好みの具や味付け、食べ方が決まっているようで、おでん熱がひしひしと伝わってくる。
高級な材料にこだわっているとかではない。
とにかく「おでんが好き」なのだ。
寒い時期は、よけいに美味しいのだろう。
私には、こんなに熱く語れるほど好きな料理があるのかな?
一瞬考えたが、頭に浮かばなかった。
こんなに熱く語れる(と私には見えた)料理があるって、すごくいいな、と思った。
正直、うらやましい。
なんてことを考えていて、ふと思った。
静岡県出身だったら、色が黒いだし汁なんじゃない?
素直に聞いてみると、怒られた。
その人は浜松市出身なのだが、黒いだし汁のおでんは、静岡市とその周辺で食べられているものなのだという。
そうだったのかぁ…
いやあ、失礼しました。
静岡県民は全員黒いだし汁のおでんを食べているかのように、テレビは言うので。
テレビが言うことを鵜呑みにしてはいけないな。
ちょっと考えたが、残念ながら、私には熱く語れるほどのおでん愛はない。
今年は、熱く語れるような料理を見つけよう、と思った。