出張に行ったら、同行者がふたりとも結石経験者で驚いた話
昨日、習志野市へ出張に行ってきた。
同行者がふたりいたのだが、ふたりとも結石経験者だった。
そのことを聞いた時はとても驚いたので、経緯を書いてみる。
仕事を終えたあと、三人でファミレスに入った。
複数人での出張でよくあることだが、仕事が終わったあと、現地解散する前に、ちょっとお茶でも飲んでいこう、となることがよくある。
この日もお茶を飲んでいこう、ということになった。
年齢は、私が約50、同行者Aが40代なかば、同行者Bが50代なかば。
雑談していると、Bは最近、趣味のサッカーをしていないという。
理由を聞くと、冬で寒いこともあるが、結石が進行中で、それどころではないという。
一時は、腰の背中側の激痛で、動くこともままならなかったらしい。
まあ、年をとると結石になる人が増える、とはよく聞く。
Bもそのひとりになったのだな、と思った。
それを聞いていたAが、結石の経験者だと言い出した。
やはり、激痛でろくに動けなかったという。
えっ、あんたも?
もしかして、世の中、結石経験者だらけなのか?
自分もそのうち症状がでるのかも、と、急に心配になってきた。
ふたりとも、結石を破壊するような治療はしなかったという。
私は、結石はすぐに破壊して、尿で出すものだと思っていた。
ところが、痛み止めを飲んで、できるだけ自然に出すのだという。
ふたりの話を聞いていると、なんかゾワゾワしてきた。
あとで、九段坂病院のサイトで結石のことを調べた。
すると、男は7人に1人が、一生に一度は罹患する、とある。
今回は、3人中2人だから、かなり罹患率高いな…
ついでに、肥満度と結石の原因物質の尿中濃度に相関が認められている、とある。
これは初めて知った。
原因は水分摂取量の少なさだけじゃなかったのね…
今回もそうだったのだが、年をとると、不健康が自慢話になることが多くなる。
会社の健康診断の結果が出たときが、特にそうだ。
健康でなにも指摘されていないと、自慢にならない。
逆に、要精密検査項目が多いと、自慢できる。
そんな雰囲気がある。
一見不思議だが、よく考えると、これは当然のことだと思う。
だれも、どうやって健康を維持しているか、なんてことは聞きたがらない。
健康を維持する方法なんて、誰でも知っている。
ただ、食事制限や運動など、どれもつまらない内容だし、だれもやっていないから、盛り上がらない。
逆のパターンではどうか。
ある人が通風になったとする。
すると、周りの通風経験者は、上から目線で、おまえもとうとう経験したのか、どうだった?
なんて感じで、急に距離が縮んだかのように話し出す。
未経験者は、将来自分が通風になるかもしれないので、どのような症状が出るのか、など、興味津々でいろいろ聞く。
通風になることは、まったく良いことではないのに、その通風になった人は、すごく嬉しそうに体験談を自慢する。
私は食事にも運動にも気を使って、健康を維持するよう、気をつけている。
こっちの方がいろいろ努力していると思うんだけど…
もう少し、健康を堂々と自慢できる雰囲気になるといいな、と思う。