ロードバイクで益子(道の駅ましこ〜益子小学校〜高館山〜道の駅ましこ)
獅子頭ライド2023まで1週間ということもあり、外を走ってきた。
脚を痛めるとまずいので、軽めの内容。
脚に上りの刺激を与えたかったので、益子の高館山に行った。
当日朝のYahoo天気予報では、晴れ、最高気温18℃、北の風→南の風、風速は1m→2m。
自転車日和だと判断し、服装は1週間前と同じにした。
夏用ジャージに防風長T、アームウォーマー。
道の駅ましこを横目に順調に進む。
県道41号線を北に折れ、しばらく直進する。
真岡鐵道と合流する少し前に右折し、坂をうねうね上り、益子小学校に到着。
ここで少し休憩した。
ここは、週末は車が滅多に通らなくて静か。
遠くを見渡すこともできて、気持ちいい。
ここから東側へ下り、県道262号線へと向かう。
この県道を南へ辿っていくと、そのまま高館山を上ることになる。
県道262号線が遠くに見えたとき、この県道に人がやたら大勢いるのが目に入った。
いつもなら、まず人ひとり目にしない道なんだけどな…
そう思いながら、262号線に入って進むと、理由がわかった。
マラソンだった。
マラソンなら、まさか山なんか登らないだろう。
そう思って高館山への上りに入ろうとすると、みんな上りの道に入っていく。
道の先を見ると、延々とランナーが続いている。
街中のマラソンで山登り???
こっちもこの山目当てで来たので、いまさらコースを変えるわけにもいかない。
そこで、ランナーたちと一緒に山を上ることにした。
道幅は充分あるので、ランナーと接触する心配はない。
ただ、ランナーからしたら、一緒に自転車が走っているのは奇異に見えたんじゃないだろうか。
みんなゼイゼイしながら上っていて、非常にしんどそうだ。
こっちもゼイゼイしながら上っているのはまったく同じ。
しかし、大きく違う点がある。
マラソンは、走るのが疲れたら、ゆっくり歩くことができる。そこに大きな差は無いように感じる。
しかし、自転車は、ある程度スピードを落とすと、倒れてしまう。
すると、足を地面に着くことになるが、個人的には、これは坂に敗北したことを意味する。
したがって、倒れない程度のスピードは意地でも維持しなければならない。
まあ、つまらないプライドだと言われれば、それまでだけど…
そんな意地を張っているうちに、無事に展望台に着いた。
ランナーたちは、そのまま走り去っていく。
彼らには悪いが、こちらはここで休ませてもらった。
いつ来ても、空いてていい。
景色も、程よく見通せてちょうどよかった。
心なしか、前回よりもハイペースで上ってきた感じがした。
手段は違うものの、頑張って走る仲間が周りに大勢いたせいかもしれない。
仲間がいる、というのは、見えない力になるんだな、と感じた。