ほげほげけびんの日記

日々の出来事や感じたこと、考えたことを綴っています。

シンプルで素朴な味のプリン

道の駅ましこでプリンを見つけた。

ここのプリンといえば、益子焼の器に入った「とろたまプリン」だ。

しかし、今回私が見つけたのは、「おいしいみるくとたまごのプリン」だ。

 

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容器はアルミで少々安っぽく、おしゃれではない。

ラベルも控えめなデザインで、ぐいぐいアピールする感じではない。

私はこういう雰囲気が好きだ。

 

原材料も非常にシンプルだ。

牛乳、生クリーム、卵、砂糖、カラメルのみ。
カラメルの材料までは記載がなかった。

ただ、余計な材料はできるだけ使わないのが分かる。

材料とプリンを作る腕で勝負するのだ、という意思を感じた。

 

値段もとろたまプリンより頑張っている。

こうなると、このプリンを作った人を応援したくなる。

買わない理由はなにもなかった。

 

購入した日の夜に食べた。

 

表面は普通のプリンだ。

小さな泡が弾けた跡があり、ツルンという感じではない。

しかし、そこは私のこだわるところではない。

 

表面を掬って食べる。

卵と牛乳の味がじんわりとする。

派手ではないが、いつまでも食べていたくなる味だ。

 

スプーンを軽く差す。

割れ目から、カラメルがじわ〜っと染み出してくる。

なるほど、これなら最初から最後まで、プリンをカラメルと一緒に食べることができる。

 

カラメルの甘さは控えめで、ほろ苦さが少々強めだ。

これがプリンの甘さとのバランスをうまく取っている。

カラメルは、生産者の個性が出る部分だと思う。

このプリンの場合、この個性は私の好みにバッチリだ。

 

あっという間に食べ終わってしまった。

今回は初めての購入ということもあり、1個しか買わなかった。

あと5個ぐらい買っておけばよかったと後悔した…

 

ちなみに、賞味期限は購入日から6日後だった。

購入するタイミングにもよるかもしれないが、1週間程度は保つようだ。

これなら、まとめ買いしても無理なく食べ切れるだろう。

 

見た目にこだわる人には勧めない。

しかし、プリン本来の美味しさが好きな人にはお勧めしたい。

次回、道の駅ましこに行くことがあるなら、かならず購入したい。