コストコに行って思ったこと_客層について
客層といっても、金持ちかどうか、ではない。
コストコをどのように利用しているか、だ。
平日にコストコに行ってきた。
激混みではないが、駐車場は9割程度埋まる程度だった。
今回は、買い物をしたあとに会員を解約してきた。
解約自体は、数分で終わる簡単なものだ。
私の場合は、出口付近のカウンターで解約したい旨を申し出ると、簡単に手続きが進んだ。
会員証を返却し、書類にサインして、解約の理由を述べると、会費が返金されて終わる。
解約を思いとどまるよう説得する気配など微塵も無い。
具体的な方法や、解約することのデメリットは、他のサイトを御覧いただきたい。
解約前にひととおり買い物し、荷物を車に載せたあと、もう一度店内へ戻った。
解約する前に、店内を一周した。
いつも重いカートを押してばかりだったので、一度は手ぶらで歩き回ってみたかったのだ。
身軽に隅々まで見て回ることができたので、これまで知らなかった商品が見つかったりした。
あと、店内の客を見る余裕ができる。
すると、客層が分かれているように感じた。
レジを見ていると、客によって買い物の量が違う。
カートに山盛り載せている人と、少しだけ載せている人と。
カートに山盛りの人は、たまにしか来れない人だろうか。
または、あとで知り合いと分けるとか。
あとは、テレビやネットで紹介された製品をついつい欲しくなってしまう人とか。
ネットでちょっと検索すると、コストコで買うべき製品ベストなんとか、というサイトがいくらでもヒットする。
こういうサイトを見ると、一度買ってみたいな、と思う気持ちはよく分かる。
衝動買いする人は、コストコに来ると危ないかもしれない。
少ししか買わない人は、買うものが決まっている人のようだ。
近所のスーパーと同じ感覚で利用しているのかもしれない。
中には、メモを片手に売り場を歩いている人もいる。
堅実派の人たちなのだろう。
私はそれ以外の層だったのだと思う。
目新しいものを見つけても、本当に必要かどうかじっくり考え、結局手に取らない。
もし本当に必要なものだったら、とっくの昔に何処かで買っているはずだろう。
いつも使う消耗品や食べるものは、近所で買うのとそれほどコスパが変わらない。
あと、買い物自体が疲れる。
最後の理由が最も大きいような気がする。
こう感じると、会費を払う価値を感じることができず、去っていくことになるのだろう。
コストコにはあれだけの集客力があるから、素晴らしいのは間違いない。
しかし、相性の良い悪いがはっきり出やすいのかもしれない。
残念ながら、私とは相性が悪かったようだ。