柚子の旬は夏と初冬の2度ある
先日、黄色い皮の柚子を買った。
自宅から車で30分ほどの場所にある道の駅に寄ったところ、柚子を見つけた。
皮が少しぶよぶよして黒ずんでいたが、12個買った。
ちょっと不安を感じて調べたところ、柚子の旬は夏と初冬とのことだった。
ん、夏?
夏に黄色い皮の柚子なんか見たこと無いけど、と思い、ちょっと調べてみた。
夏に収穫される柚子は青玉と呼ばれる。
名前のとおり、皮が緑色の状態で収穫される。
何に使うのかというと、皮をすりおろして薬味として使うのだという。
あと、柚子胡椒を作るのに使う柚子も、この青玉の皮だ。
皮の色がついた部位だけをすりおろして使う。
だから、柚子胡椒は緑と黒が混ざったような色をしていたのだ。
これまで、柚子胡椒って変な色をしているな、と思っていた。
しかし、これは新鮮な青玉を使っていた証拠だったのだ。
そして、黄色い皮の柚子が収穫される、初冬の柚子だ。
こちらの旬は10月から12月。
今回買ったのは1月下旬だから、旬を少し過ぎていたのだ。
どうりで、皮に古さが漂っていたわけだ。
しかし、どうしても手に入れたかった理由がある。
柚子ジャムを作りたかったのだ。
昨年末、柚子ジャムを手作りしたのだが、すごく美味しかった。
レモンとは違った、やさしい酸味と上品な甘さがある。
これが、パンに塗ったり、洋菓子に少しトッピングすると、味が数レベルアップする。
このときは350mlの瓶が3本いっぱいになるほどできたが、数週間で無くなってしまった。
柚子の旬は終わってしまったが、柚子ジャムは楽しめそうだ。