ほげほげけびんの日記

日々の出来事や感じたこと、考えたことを綴っています。

統計学の勉強を始めた

統計学の勉強を始めた。

これまで、統計処理といえば、平均とかシグマ、最小、最大の計算程度だった。

こんなのはExcelの関数で簡単に計算できるので、統計学の知識は必要ないに等しい。

しかし、これ以上に深い知識が必要になった。

こうなると、教科書を用意して勉強せざるを得なくなる。

 

私は、新しいことを勉強するときは、まず厚めのやさしいテキストを1冊買う。

幅広い内容が網羅されているからだ。

そして、かならず新品を購入する。

中古本を安く買うよりも、少しはモチベーションが高まる気がする。

 

そこで購入したのがこの本。

 

入門統計学 第2版 (オーム社


約400ページあるので、最初は心配になった。

全部読み通せるかと。

しかし、説明が非常にやさしく丁寧で、読んでいて詰まることが少ない。

そのぶん、ひとつひとつの説明が長い。

そのせいでページ数が多いのかもしれない。

 

いまは、この本を何度も読み返している。

こうやって、概要を把握するとともに、専門用語を少しずつ覚えていく。

とにかく、用語を覚えないと、理解が進まない。

それが済んでから、例題や練習問題を解いて身につけていく。

これが私が勉強するときの、いつものスタイルだ。

 

1回目の通読が終わり、何となく全体像がつかめてきた。

いまは、用語を覚えるところで躓いている。

基本的な用語の意味が、私がこれまで思っていた意味と、本当の意味が全然違っていたのだ。

 

そのひとつは、「母数」だ。

これまで母数とは、母集団のサイズだと思っていたが、全く違った。

本当の意味は、母集団のパラメーターだった。

はいそうですか、と分かったつもりでも、なかなかこれまでのイメージが消えない。

まるで、レンジにこびりついた焦げ汚れみたいに。

これまでの自分の常識をひっくり返すのは容易ではない。

長年の記憶をまったく違い物で塗りつぶすのは骨が折れる。

 

しばらくは、この間違った記憶を修正するのに時間が取られそうだ。