仕事のストレスの原因を分析し、対策と解消法を考えてみた
仕事でトラブルが発生した。
私が関わっている仕事で、他の人がミスをした。
顧客に迷惑がかかるようなミスで、かなり大きなトラブルになってしまった。
私も2日ほど、火消しのために他の仕事がほったらかしになった。
こういうとき、自分のミスではなくても、私はかなりのストレスを感じる。
あとになって気づくのだが、肩に力が入るので、肩こりになる。
今年は肩の力を抜いて過ごそうと決めたばかりなのに、早くも目標未達だ。
やれやれ、と思うと同時に、どうしてこんなにストレスを感じるのだろう、と不思議に感じた。
そこで、ストレスの原因を分解してみた。
まず、自分の予定が180度ひっくり返ることだろう。
いつも、朝の通勤中に、その日にこなす仕事とスケジュールを計画する。
こなす予定の仕事が、100%こなせないまま一日が終わるわけだ。
その間にも、通常業務の新しい仕事が増えていくのだから、まずこれがストレスになる。
さらに、火消しのための緊急の仕事が次から次へと舞い込んでくる。
気が休まる暇もないほど、集中しっぱなしだ。
おまけに、火消しの状況確認のメールや電話がひっきりなしにやってくる。
絶え間ない緊張と集中で精神的疲労が蓄積されていく。
緊張と集中が続くと、身体のあちこちが凝り固まってきて、血行が悪くなる。
私の場合は、肩、首筋、肩甲骨、頭、こめかみ、脇の前側の凝りがひどくなる。
血行が悪くなると、頭が働かなくなるから、これらの悪循環になるのだろう。
一日が終わると、ぐったりするわけだ。
今回の場合のストレス緩和の方法を考えてみる。
まず、通常業務は、新規の仕事も含めて、その日はやらないと決める。
どうせ、関係者は噂を聞いて、こちらが大変なのは分かっているから、あまり文句は言われない。
それに、やろうと思っても、どうせできないのだから。
次に、火消しの仕事はどうしようもないから、ストレスを溜めにくくする。
そう、血行が悪くなるのを防ぐのだ。
上に挙げた身体の凝りを、ひどくなる前に解消するのがポイントだ。
頭とこめかみは指でほぐせるが、他の部位は、ヨガマットとフォームローラーがあれば最高だ。
しかし、会社でフォームローラーでゴロゴロやってたら、いい顔はされないだろう。
代わりにできることといえば、腕を思いっきり振り回しながら歩き回ることだ。
これなら、トイレに行くふりをして、それなりに自然にできるだろう。
ただし、仕事に集中していると、気がつくと数時間が経過していたりする。
タイマーを使うなどして、こまめにすることが重要だ。
それでも、かなりのストレスが身体に溜まる。
凝りは、帰宅してすぐにフォームローラーだ。
これでだいぶ身体がラクになる。
また、私は気持ちの切り替えができないタイプで、帰宅しても仕事のことが頭から離れない。
ここで、食事中にストレスのことを誰かに話す。
もちろん、具体的なことは話さず、おおまかな経緯を話すだけだ。
すると、意外な反応があったりして、気持ちがラクになったりする。
今回、妻にトラブルの件を話してみた。
そうしたら、「人のミスをカバーしたってことは、人助けをしたんだから、いいことをしたんだよ」と言われた。
そうか、いいことをしたのか。
急に気持ちがラクになった。
世間には、ストレスを解消する方法が溢れている。
しかし、それらが自分にそのまま当てはまるとは限らないだろう。
基本的な部分は参考にしつつ、自分に最適化することで、より効果的になるだろう。
みなさんは、どのように解消しているのだろうか。